2016年1月24日日曜日

社のある道 埼玉県嵐山「鬼鎮神社」

どうもご無沙汰しております!

新年も明けまして三週間ほど経ち、もうすぐ2月ですね。
みなさま初詣には行きましたでしょうか?

初詣には行ったけど、おみくじがいまいちだった・・・
新年明けてから、あんまり良いことがない・・・

そんなアナタに朗報です!
厄払いのビックイベント、節分がやってきます!

節分といえば、2月3日に豆まきをすることで、季節の変わり目に生じる邪気(鬼)を追い払うお馴染の行事ですね。

そんな節分の日に向けて、全国でも珍しく鬼を敬う神社をご紹介したいと思います。



埼玉県嵐山町にある「鬼鎮神社」です!


神社の名前の由来には諸説あり、「退治した鬼を鎮めるために建てられた」、「結婚の条件に刀を一晩で百本打てと言われ、必死の形相で打つうちに鬼となり、99本目で朝を向かえ死んでしまった鍛冶師の弔いのため」などがあります。

また、昔は神社の近くに鍛冶屋があって、金棒を奉納していたそうです。


生憎のお天気・・・


手水舎。


水道そのままですが、実は一番エコかも。


ご祭神は「衝立船戸大神(ツキタツフナドノカミ)」・「八衢比古命(ヤチマタヒコノミコト)」・「八衢比売命(ヤチマタヒメノミコト)」。

「衝立船戸大神」は伊邪那岐命(イザナギノミコト)が黄泉から帰ったあと、禊をするために持ち物を脱ぎ出した中で、その杖から生まれた神様。
それゆえ、悪いものを払いのける力をもっていると言われています。

えっ、鬼じゃないの?

と思った方も多いと思いますが、公式的にはこちらのご祭神になっていて、鬼の伝承は土地に古くからある民俗信仰という感じみたいですね。


左の狛犬。銅製?
金属製というのがまたこの神社にあってる感じがしますね。


右の狛犬。なかなか迫力のあるお顔です!
ちなみに神社の右側には町の方が集まるスペースと公民館っぽいものがありました。


そしてこちらが拝殿。
左側が社務所になっています。


絵馬にも描かれている鬼の絵が掛けられています。


賽銭箱の横には金棒がたくさん!

金棒とか刀とかワクワクしてしまうお年頃にはたまらないですね。


屋根の上にはまさしく鬼瓦。


拝殿裏側の屋根の上にも。
肌がゴツゴツしてる感じが良く出てますね。


これもまた別の意味での鬼瓦ですねっ!


拝殿の横にも金棒。
昔は拝殿の壁にも掛かっていたそうですが、老朽化等で危険ということで外してあるみたいです。

そしてよくわかる!
この神社で行われる節分祭りの動画(埼玉県公式観光動画)。



見れない方はこちらからhttps://www.youtube.com/watch?v=pUFZYKs9Pgc

この時神社では「福は内、鬼は内、悪魔は外!」
と言いながら、豆やお団子がまかれます。

さらには鬼は外ーとか、桃太郎の話など鬼に対する悪い言葉は禁句になっているそうです!
参加してみようかなーという方は気をつけて行きましょう。


金棒お守りがあるなど、勝負事のご利益も期待・・・!?

というわけで、「鬼鎮神社」へのアクセスはこちら

住所:埼玉県比企郡嵐山町川島1898

東武東上線、武蔵嵐山駅から徒歩15~20分になります。
神社はかなり小規模なので、交通機関の利用をお勧めします。

節分の日には各地の神社で豆まき祭りが行われるところが多いですので、お近くの神社にも注目です!


以上、社のある道 埼玉県嵐山「鬼鎮神社」でした!


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