2014年12月9日火曜日

社のある道 府中編「大國魂神社」その二

どうもご無沙汰しております!

社のある道 府中編その二です。


府中にあります、武蔵野国の総社「大國魂神社」の摂末社と、その他の施設を見て行きたいと思います。



まず最初は、入り口の大鳥居をくぐって右手にあるお稲荷様、「神戸稲荷神社(ごうどいなりじんじゃ)」。
神戸(ごうど)とはこの辺りの旧町内名のことです。
お稲荷様はどこにあっても赤い鳥居が目を引きますね。

お社に向かって右手には軽食を食べれるところもありました。


わかりやすい狐マークの石碑!


そして、少し進んで左手側に見えてくるのが、「宮乃咩神社(みやのめじんじゃ)」です。
祭神は天鈿女命(あめのうずめのみこと)で、古事記においては太陽の神様、天照大神(あまてらすおおかみ)が岩戸に隠れてしまったときに、注意を引くために踊ったという芸能の神様です。

日本最古の踊り子!

または安産のご利益もあるそうで、拝殿に向かって左側には安産祈願の柄杓がたくさん掛けられていました。


お産が軽くなるようにと、底に穴の開いた柄杓を奉納するといいみたいですね。


御由緒。
北条政子が安産祈願に・・・なんかこう聞くと急にリアルな人物に感じます。


創立は大國魂神社と同じ西暦111年です。(前回創立を書き忘れていたので御由緒のところにこっそり追記しています)
こちらもまた、歴史のある神社ですね。
大國魂神社とはまた別の日にお祭りがあったりして、摂末社の中では別格な感じがします。

拝殿は比較的最近改築されたようで、かなり綺麗でした。


宮乃咩神社のお隣の相撲場。
さらにお隣には、大東亜戦争の戦没者慰霊のための忠魂碑や大國魂神社を艦内神社としていた、軽巡洋艦「多摩」の乗組員の慰霊碑、日露戦役記念碑などがありました。

国を守って戦った方々には頭が上がらないですね。

慰霊碑などは基本的に写さない様にしています。
失礼にあたりますし、何が写るかわからないですからね! タタリコワイデス。


うってかわって、隨神門を越えて右側にある鼓楼。
時間や緊急事態を知らせるために太鼓が置かれていました。


有形文化財に指定されています。


鼓楼の向かい側にある宝物殿。
お祭りで使われる大太鼓や、御神輿などが納められてます。
二階には鎧や刀などいかにもお宝な感じのものがいっぱいでした。
館内はもちろん撮影厳禁なので、入り口だけ・・・・


こちらの大太鼓は、張られている皮の直径が人の背丈ほどもあって、大迫力でした。
5月5日のお祭りの時には、御神輿の前を先導して太鼓も動くんだそうです。

見たい!


未来に伝えたい文化財だらけです。


開館は土日祝のみ! 大人200円です!
開いてる時に行ってよかった!


そういえば、前回載せ忘れていた中雀門の前の狛犬さん。
この神社はユニークな狛犬が多くて、かなり楽しかったです。


現代で言うところのブルドッグ的な何かを彷彿とさせます。
いや・・・すいませんそんなに睨まないでください、ごめんなさい。

というわけで、かなりの威圧感を感じるお顔です。


拝殿に向かって右手には、「住吉神社・大鷲神社」があります。


ここの拝殿を撮り忘れたので、前回の記事から引越ししてきた写真。
ええ・・・ここの狛犬さんが余りにも愛くるしい顔をしていたので、そっちに夢中になってました。


それがこちら。
なんて・・・良い笑顔! どう見ても「welcome!」です。


相方さん。なんか角生えてる。
こちらも良い笑顔です。 狛犬としてはかなり変わってるんじゃないでしょうか・・・


小さいながらも、手水舎もありました。


御由緒。
どちらも都内の方で一度行ったことがあったので、なんだか懐かしい気持ちになりました。


というわけで、今回はここまで!
魅力的な所が多すぎて中々伝えきれないですが、次回に続かせていただきたいと思います。

以上、社のある道 府中編でした。


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